六月十一日(水)愛用のフォークギター・修理を終えて手元に
昨日、修理にだしておいた、愛用のフォークギターが修理を終えて戻ってきました。
さかのぼること昭和五十一年に購入「Yamaha L-10」というネーミングのものでした。
当時の価格で、なんと10万円したものです。
私は、昭和五十一年に東京都赤坂のアメリカ大使館の前の興和ビル、三階のガラス拭き掃除のアルバイトをしているとき落下し、第三腰椎弓状骨折と右足首粉砕骨折をしてしまいました。
もちろん、寝たきりの生活、手術四回、腰椎に鋼線が五本、左腰骨に鋼線クリップが三本、右足首くるぶしにボルトが一本とそれは重症でした。
昭和五十一年五月から昭和五十三年三月まで、約二年弱、入院生活をいたしました。
このとき、なにかできないかと思ったとき、音楽を、それも「ギター」を考えました。
加藤登紀子さん、宇崎竜童さん、河島英五さん、山下洋輔さん、堀内孝雄さん、日野皓正さん、などなど多くの方々のコンサート開催を企画し皆さんと行った実績もありました。
そんなことから音楽、ギターと親しむチャンスがありました。
眠っていた思い出のギターを今朝、手にしたとき、思わずコードは「Am」そして「Dm」・「E7」と基本スリーコードに左手が動きました。右手は「アルペジオ」、それなりに動きました。
これからも好きな音楽活動も一歩一歩、進めていきたいと思います。
星野巳喜雄