六月四日(水)「原木乾しいたけ」を広めるために

昨日、東京神田にあります、Ａコープビル六階におきまして、
「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」の総会が開催されました。

来賓として、林野庁の特用林産対策室の森谷室長をはじめ、
二名の幹部のご同席をいただき、全国から集まった参加のもと
盛大に開催されました。

論議の中で、今後の「原木乾しいたけ」を広めていくためにどうしたらよいか
という話題があがり、全国的に消費拡大を図りたい、また、地産地消を進めていきたい、学校給食の中に積極的に取り入れていただくことなど、多数の提案が集まりました。

結論として、我が国の中山間地域の地域振興を進める意味合いでも、
キノコ産業を大きく進め、消費を広めていくべきと考えています。

昨年六月二十日、学校給食を含めた乾しいたけの需要の回復・拡大のための
抜本的な対策の実施について、本県選出の参議院議員中曽根弘文先生、
そして林野庁に陳情要請を「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」会長の立場から要請してきたことが功を奏したことの報告もありました。

東日本大震災からの風評被害は依然として厳しいものがあり、
これからも関係機関のご指導をいただきながら、
消費拡大をすすめていきたいと思います。

そのためにも、地域経済の活性化がなによりも望まれようとしているとき、
先日もブログに取り上げました「里山資本主義」へ、
今後、大きな哲学の流れになると期待しています。

わたしも一人の実践者として、これからも頑張りたいとおもいます。

星野巳喜雄

【事務局より】日本産・原木乾しいたけをすすめる会
http://j-shiitake.com/wp/