六月三十日(月)利根沼田の観光農業「りんご園」

六月も最終日になりました。いよいよ明日から七月です。夏がやってきます。

今日は午後、利根沼田の観光農業の先駆けとも言われる「果実庭」の経営者桑原裕さんと意見交換をいたしました。

利根沼田の観光農業のはしりは、リンゴ農家からはじまりました。

群馬県の中で、リンゴ品種の番付を選ぶとすると、東西の横綱は「富士」と「群馬名月」といわれています。
特に「群馬名月」は地元の群馬県中山間支場（現在の中山間地園芸研究センター：平成十五年に改称）で開発された素晴らしい品種です。

話の中で「陽光」の話題が出たとき、桑原さんから、その開発と売り込みのパイオニアとして頑張った苦労ばなしを伺い、大変勉強になりました。

リンゴも地球の温暖化や環境の変化によって、柔軟に対応し、時代に見合ったものを、常に提供していかなければならない、厳しい試練があるということに、深くその努力に頭がさがりました。

星野巳喜雄