九月十七日(水)関東森林管理局国有林森林計画検討会

本日、明日と茨城県へ訪れております。

平成26年度の関東森林管理局国有林森林計画検討会が茨城県・茨城森林管理署で開催されます。検討委員をお受けし、今回の森林計画検討会に参加させて頂いております。

会議では、主伐と再造林による森林資源の若返りについて、また、高齢級林分の今後の取り扱いについて検討することになっています。

前者につきましては、森林の高齢化によって二酸化炭素吸収量が低下するので若返りを計ることによって森林の活性化をはかることが目的です。

後者は、旧水戸藩の藩有林であったことが、伐採を禁じられていたため、130年以上経過している「けやき」の人工林があり、歴史的背景を踏まえて、今後の管理などについて検討することが目的です。

茨城県へ到着後、安全のための「ヘルメット・長靴」を着用し、関東森林管理局をはじめ、茨城森林管理署、森林技術支援センターの職員の方々と共に、森林現地へ赴き、説明を受けました。

明日は、茨城森林管理署において宇都宮大学の先生をはじめ、私を含めて10名の委員の方々で検討会を行う予定です。

森林行政は、山間地の産業振興、あるいは環境問題など、国民生活に大変深く関わりをもっています。今回の視察と検討会議を今後の活動に役立てて行きたいと思います。

星野巳喜雄