九月二十日(土)現代の名工による「沼田城」模型による再現

今朝の上毛新聞に現代の名工、地元東倉内町の杉田大吉さんが紹介されていました。

作品は、桐材製で幅1メートル、高さ1.8メートルの大きさで沼田城を再現、素晴らしい模型を完成させました。
真田氏が建てた五層の天守閣の再現は40年来の夢とのことで、1年2か月余りの時間をかけた力作になりました。

40年ほど前にすでに沼田城の設計図を描いていたとのこと、昨年90歳を迎えたのを記念し、2.2メートルの桐材製の五重塔を作り上げ、もう一つの夢であった「沼田城」の作品づくりにいたりました。

杉田さんは、14歳で宮大工の道に入り、大小50余りの寺社建築に携わってきた、まさに地元を代表する名工です。1983年に「現代の名工」に選ばれ、1985年には輝かしい「黄綬褒章」を受けています。

再来年にはNHK大河ドラマ「真田丸」が決定しています。

杉田さんが成し遂げた素晴らしい足跡が、必ずや沼田市の大きな発展の原動力になることを、信じて疑いありません。
個人的にも長きにご指導頂いてきた者として、心からの敬意と感謝の誠をささげさせていただきたいとおもいます。
杉田さんにおかれましては、これからもお身体を大切にして、ご活躍なされますこと、心からお祈り申し上げます。

星野巳喜雄