星野みきお 公式ブログ

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九月二十七日(土)第4回TOMIOKA世界遺産会議

本日、群馬大学荒牧キャンパスで行われた公開講座に参加いたしました。

「第4回TOMIOKA世界遺産会議」と題して、世界文化遺産に登録された後の地域づくりについて、県民と共に考える公開講座です。

第一部は、群馬大学名誉教授・落合延高先生の「江戸時代の養蚕製糸と地域の文化」と題した講演でした。
第二部は、政治学者・東京大学先端科学技術研究センター客員教授で、現在TBSの「時事放談」のキャスターでもある、御厨 貴(みくりや たかし)氏講演「維新後の富岡製糸場の政治史的意味-富国強兵と殖産興業をどう見るか-」という話でした。

冒頭「経済史の立場でなく、政治学の立場から検証してみたい」との話をされておりました。
そのなかで興味深いのは「当時、このように短期間で、富岡製糸場が作られたこと」について、驚嘆の感想がのべられました。また、「明治時代に、国会議事堂(現在の建物は昭和11年に竣工)が、火災に見舞われ全焼したことがあり、当時の技術の中、富岡製糸場にあっては、極めて丈夫な建物であったことが大変すごいこと」であったこと。また、「職員の方もかなり入れ替えが頻繁にあった中で、工女の働くシステムが最初から確立されたことが素晴らしい」との内容でした。

公開講座として、内容の濃いものであり、興味がつきませんでした。

星野巳喜雄