六月二日(月)長岡の様子を見て・沼田中学校新校舎完成式典の記事

昨日、全国植樹祭の式典終了後、長岡市を時間の許す範囲で、見てまいりました。

長岡駅前東口に越後交通の六階建て「E-plaza」が、
西口にイトーヨーカ堂があり、駅周辺には活力があるようですが、
近場にある個店、いわゆる商店街は、沼田市よりもはるかに厳しいものを感じました。

地元の商店街の活性化問題は、地方都市が抱えている共通する深刻な課題です。
私は、かねてから、国の政策として使用面から取り上げるべきと思ってきました。
もちろん、法改正も視野に入れなければなりません。予算措置だけで地元商店街の活性化が解決する問題とは到底おもえません。

さて、５月27日（火）に沼田中学校の新校舎完成記念式典が開催されました。

６月１日付けの上毛新聞にも「地場産木で開放的」と評価され、
私が市長在職中に建て替えを決断し、完成いたしましたこと、大変喜んでおります。

この、校舎建て替えは、平成２４年６月５日、校舎改築事業第１期の
校舎Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄ棟建築工事開始がされてから、約２年の歳月がかかりました。

利根沼田の義務教育の先駆者として大きな役割を果たされますことを
心から期待をしたいとおもいます。

木材を使う建築は、地元の経済活性化につながります。もちろん環境対策にもなります。児童、生徒の教育効果も、健康、情緒、そして、創造性を養うにも重要な役割を果たすものと考えております。

これからの公共施設は、環境に十分配慮し、木材を取り入れた建築をすすめていけば、それが地域の循環社会をつくりあげることができるのではと思います。

先日、藻谷浩介先生の「里山資本主義」について知る機会を得ました。

今後、藻谷先生の主張しております「里山資本主義」を軸にして利根沼田、
地方自治体の発展を図るべく、積極的な行動を展開してまいりたいとおもいます。

星野巳喜雄

【事務局より】里山資本主義につきましては、以下のページにございます。

＜ＮＨＫエコチャンネル＞

＜角川書店・特集ページ・「里山資本主義」＞

星野みきお　公式ブログ