十一月八日(土)県児童生徒木工工作コンクール表彰式

本日は「第39回県児童生徒木工工作コンクール」の表彰式が群馬県庁昭和庁舎・正庁の間で開催されました。
群馬県と群馬県木材青年協会が主催し、毎年、コンクールが行われております。

応募資格は「本県の小学校、中学校並びに特別支援学校の小学部及び中学部に在学する児童生徒が作成した作品」で、応募作品は「1.作品は木材及び林産物を主として利用・加工したもので、一辺が75cm以下」「2.作品の制作にあたっては、児童・生徒の表現の自主性を尊重するものとし、指導者の助言等は差し支えありませんが、技法的に介入しないもの」とされています。
審査については、教育委員会をはじめ、主催者が依頼した審査員による審査会が行い「1.木の持ち味を生かし、独創性に優れていること」「2.機能、デザインが優秀であること」「3.工作技術が優秀であること」の３点により審査されました。

今年の参加学校数は152校、作品点数6561点でした。群馬県知事賞に沼田北小学校5年生の小坂涼介君が選ばれました。タイトルは「富岡製糸場」その精巧さに驚くばかりでした。
県土面積の約７割、42万ヘクタールが森林である群馬において、児童生徒が、木とふれあい、木のぬくもりを感じ、自然を大切にするための良い機会と考えております。

木材を使うことによって、森林の手入れが進み、四季の変化に富む豊かな自然を育む森林が生まれます。まさに、人の手により森林が守り育てられています。
次の世代を担う子供たちが、木のあたたかさと触れあうと共に、豊かな群馬の森林を守り育てること、木の大切さに気づくよい機会になるようにと願っております。
また、県産の木材の利用が増え、ふるさとで育った木材が、様々なところで、安全で快適な生活に活用されることを切に願っております。

星野巳喜雄

入賞作品の写真は、毎年、県のホームページに公開されております。
http://www.pref.gunma.jp/cate_list/ct00005537.html
本年度の作品も、後日、掲載される予定です。