十一月九日(日)森・里・海と人間との繋がり、「真田丸」歴史リレー講演会

昨日は、午後1時30分から群馬会館大ホールにおきまして、ＮＰＯ法人赤城自然塾・群馬婦友会主催の「森は海の恋人・・・豊かな自然を未来のために・・・」と題した講演会が行われました。私たち、群馬林政推進協議会も共催という形で携わらせていただきました。
ＮＰＯ法人森は海の恋人・理事長の畠山重篤さんが講師として招かれました。宮城県気仙沼において牡蠣、ホタテの養殖業を営むかたわら、豊かな海を取り戻すために漁師仲間とともに「牡蠣の森を慕う会」を結成、1989年から「森は海の恋人」を合言葉に海を豊かにするために、山の整備が重要だとの観点から、漁民による広葉樹林の植林活動を展開されてきた方です。2009年に「ＮＰＯ法人森は海の恋人」を設立。東日本大震災で牡蠣の養殖施設等を失いましたが、震災後の自然環境を生かした地域づくりを展開されています。
大変素晴らしい講演会でした。

その後、午後4時ごろから沼田市中央公民館で開催されました「沼田市・歴史リレー講演会」に参加いたしました。
平成28年のＮＨＫ大河ドラマに「真田丸」が決定し、ますます注目があつまっており、第一弾として、建築家の第一人者としてＮＨＫ大河ドラマの建築考証を長年にわたり担当され、ＮＨＫーＢＳ「よみがえる江戸城」を監修された東京工業大学名誉教授の平井聖先生が講師として来沼されました。「戦国の城、建築史家の視点から」と題して、日本全体のお城の特徴について、専門的な立場から講演をされました。
沼田市も真田氏の関係から歴史を活かした街づくりが大切と思っております。
私も、元々、本講演会を提案してきました立場から、これから続く第二弾、第三弾としっかり見守り、参加させていただくつもりです。
次回は、１１月３０日に第二弾として、静岡大学名誉教授の小和田哲男先生をお迎えして、白沢町振興局で開催予定とのことです。

昨日は、環境分野に関する講演会に参加させて頂き、また、もう一つは、歴史・しかも沼田を舞台とする「真田丸」に関する講演会に参加いたしました。どちらも地方創生にとって、欠かすことのできない大切なものとなりました。

星野巳喜雄

http://www.city.numata.gunma.jp/news/h26/relay.html
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