十一月十七日(月)記念式典・宗次郎さんのコンサート、ふるさとを想う気持ち

昨日、沼田市制施行60周年記念式典が行われました。昭和29年4月に当時の沼田町、利南・池田・薄根の3村と合併、平成17年2月に当時の白沢村・利根村を編入合併し、今日の沼田市となりました。

式典では、市内全小中学校の児童・生徒の代表がナレーションをつとめた60年を振り返る映像に大変感動いたしました。幕間の沼田東小学校のマーチングバンド演奏も見事でした。

第二部には、オカリナ奏者・宗次郎さんのコンサート。市民合唱団クレッシェンド、そして、ユネスコ少年少女合唱団の方々も一緒に参加されました。沼田の歌を一緒に演奏し合唱したときは感動的でありました。

宗次郎さんは、茨城県常陸大宮市の緖川ふれあいの森の中に「sojiroオカリーナの森」があります。ここに、オカリナを作る工房や焼き釜、野外ステージの音楽堂があり、オカリナの聖地として素晴らしい場所を整備されました。
しかも、オカリナが温度によって微妙に音階の変化があることから、常に温めておくことに気を遣われてるとの説明に驚きました。
オカリナの、それぞれの大きさによって音感が、とても変化のある魅力に心をうたれました。土で作る楽器「オカリナ」の演奏。日本の原風景が大きくイメージされた素晴らしい演奏でした。

今回60周年を迎えた沼田市、歴史ある城下町や河岸段丘など素晴らしい自然の残るこのふるさとを、次の世代に大切に受け継いでいきたいと思います。

星野巳喜雄