十一月二十四日(月)みなかみ町sumika livingを訪ねて・SL-D51の力強さ

一昨日、２２日の夜、長野県北部を震源とする地震により被害を受けた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
白馬村では住宅倒壊など多数発生しましたが、地域コミュニティの力により、倒壊した家屋から救助が次々と行われました。どの家に何人の家族が住んでいるのかを地域住民が互いに熟知されていたとのこと。このことを事例として参考にしていきたいと思います。

今日は、午後、かねてからの友人「澄み処」の棟梁山口修嗣さんの経営する「sumika living（スミカリビング）」を訪ねました。

山口さんは基本的な構造に金物を使わない「渡り腮（わたりあご）工法」という伝統工法での家づくりを行っています。
いつも木に誠実でありたいという願いを持ちつつ、日本の木を無駄なく使い、環境への負荷を最小限に抑えて、住む人が長く気持ちよく暮らせる家を作っている、とても素晴らしい方です。

大工の棟梁のかたわら、カフェと手作りの雑貨を扱うセレクトショップ「澄み処デザイン室」を経営しています。
カフェは、前面の道路から少し奥まった立地にあり、竹林の向こうに利根川が見えます。表からみる雰囲気と違ってとても癒やされる素晴らしいお店です。カフェでは無農薬、無添加の食品を出来る限り使った食事やコーヒー、紅茶を提供されています。
本日はとても楽しいひとときを過ごすことができました。

また、週末に上越線などで、SLのD51（通称デゴイチ）とC61(通称シロクイチ）が臨時列車として運行されております。本日は、たまたま幸いなことに、水上駅から高崎駅間で運行されていたD51の力強く走る姿を水上駅前で拝見することができました。

星野巳喜雄